決まった型に収まらず、それぞれの方法でロックを更新する8組。活動状況と公式公開音源を確認できるアーティストだけを紹介します。

01 · 東京都

くだらない1日

流れるようなアルペジオの隙間から、言い切れない感情が少しずつこぼれてくる。静けさと爆発を行き来する展開は不安定なのに心地よく、考えがまとまらない日の頭の中をそのまま音にしたようです。

02 · 滋賀県

揺らぎ

柔らかな歌声の周りを、幾重ものギターが霧のように包み込む。ドリームポップの浮遊感から轟音へ広がる瞬間は、静かな場所に立ったまま大きな波を浴びるような感覚があります。

03 · 東京都

downt

細く張りつめたギターと、ささやきに近い歌が独特の緊張をつくる。音数を抑えた場面ほど次の一音を待ってしまい、静けさが崩れる瞬間に胸の奥まで揺さぶられます。

04 · 兵庫県・神戸

MASS OF THE FERMENTING DREGS

鋭いギター、うねるベース、前へ押し出すドラムが一つの塊になって迫る。音は激しいのに歌の旋律は澄んでいて、轟音の中を走り抜けたあとに爽快さが残ります。

05 · 東京都

Bearwear

霞んだギターと電子音の質感に、抑えた歌声が溶け込んでいく。感情を大きく叫ばないぶん余白が広く、夜の帰り道で一人になった時間によく似合います。

06 · 東京都

SuiseiNoboAz

角のあるギターと反復するリズムの上で、日本語の言葉が独特の間を持って転がっていく。乾いた音の奥にユーモアと切実さがあり、聴くたび別の言葉が引っかかります。

07 · 兵庫県・神戸

揺らいで凪

きらめくギターと静かな歌から始まり、音の層がゆっくり広がっていく。日常の静けさを壊さずに光だけを足していくようで、深呼吸したいときに戻りたくなる音です。

08 · 東京都

ANORAK!

跳ねるようなリズムと明るいギターが細かくかみ合い、曲全体が軽快に動き続ける。複雑な演奏でも風通しがよく、焦りまで前向きなエネルギーへ変えてくれます。

気になった名前があったら、次はライブへ。

知らない音に、会いにいこう。